食育100レシピ

5.好き嫌いは立派な個性

ある調査によると、幼児食期の親御さんがもつ健康管理上の悩みの6割以上が、こどもの『好き嫌い』『食が細い』などの食の悩みだそうです。悩むのは真剣に考えている証拠。だけど、せっかくなら『好き嫌いの時期』も丸ごと楽しみながら子育てしていきませんか?
参考記事*親の悩みはお子さんの好き嫌い

はじめに

『好き嫌い』を丸ごと楽しむ!?そんなことを言っている私自身も実は、4人の子育てを経験する中で、1人目、2人目の子育て時期は大変でした。長男の好き嫌い、長女の偏食に悩み、ほぼ毎日のように食卓でバトルしながら悩む日も多かったのです。

ですが、下の双子の離乳食期中に、ある真実に気付いたのです。
そこからは好き嫌いに悩むことをやめ、むしろ『好き嫌い』もまるごとゲーム感覚で楽しむようになりました。そ
して今では4人とも1つ2つそれぞれ苦手なもの(食べられないわけではない)はあるものの、学校や保育園でも問題なく、給食の時間が楽しみと言っています。

そのある真実について解説しながら『好き嫌い』もまるごと楽しむ方法をお伝えします

Keico

イライラの子育てで自己嫌悪だった私でも、親子でまるごと幸せになれた食育100レシピ
をお届けしています🕊✨ 
親子がしあわせになる食育のヒントを詰め込んで毎週火曜日と木曜日に投稿中!
今回は食育レシピ5/100です!好き嫌いで悩むママのもとに届きますように🕊✨
これからどんどん投稿していきますので他の記事もチェックしてみてくださいね♡

好き嫌いはお母さんのせい!?

子どもの好き嫌いが多くて栄養が心配・・・
ごはんに集中しなくて食が細い、食事がすすまない など
悩んでいるお母さんたちに伝えたいことが一つあります。

☑︎食べない ☑︎残してる ☑︎できない 
「ない」にフォーカスしてしまって

ママ

『私の料理がおいしくないのかな』
『私のしつけが悪いせいかも』

と自分を責めてしまうお母さんがもしいらっしゃったら、ぜひ今日でやめてくださいね!
だって子どもの好き嫌いはお母さんのせいでもなんでもないんです!
そのことを、私は4人の子育てで本当に痛感しました。

双子から学んだ真実

特に衝撃レベルで府に落ちたのが、うちの双子ちゃんです。

双子でも性格が全く違うように、好きな味も、好きな食感も、好きな食べ物も1歳頃から好みが出始めて、不思議だなぁ面白いなぁと観察していたんです。
すると、食卓でおんなじタイミングで同じ環境で同じものを出しても、1人は、おいしーって言って食べるけれど、もう1人は ヴェーって出してもういらない!と言うことが本当によくありました。

一卵性双生児で生まれたのでDNAも全く同じ女の子です。姿形はほとんど瓜二つなのに、性格、行動、好きな色、好きな食べ物など好みは全く違うんです。

食べる量もその日によって2人とも違います。ですが平均すると大体同じ量を食べれているのか、生まれた子から3年間は身長も体重も伸び率はほとんど同じなのです。(生まれた頃50g差、3歳の頃500g差)双子に限らず、2人目3人目のお子さんを持つママなら経験値からなんとなく見えてくれると思うのですが、同じように育てていても、その子その子で個性がいろいろ。

公園や保育園などで、よかったら観察してみてください☺︎
『危ないよー遠くに行かないでー』と言ってもお構いなしに動く活発的な子もいれば、常に、先生やお母さんの側で大人しく遊んでいる子もいますよね。

まさにうちの双子も正反対の性格で、1人は愛嬌があって誰にでもついていくけれど、もう1人は面白い性格ではあるんだけど、慎重で恥ずかしがり屋でいつもお母さんの側から離れません。

そんな性格ですから、食べ物への反応が違ってくるのも当然のことだったのです。

好き嫌い▶︎食べ物探求中

何が言いたいのかと言うと、社会の中で生きていくうえで、もちろんルールを教えることは大切なことです。ですが、子どもの持つ個性に『これは○、これは×』と評価するのはどうでしょうか。

例えば、あなたが『のんびりした性格』だったとします。『遅い!もっと早く!』『遅くてダメ!』と評価されたとしたらどうでしょう。自分を否定されたような受け入れてもらえないような悲しい気持ちになりませんか?
『のんびりした性格』を『遅い、効率が悪い』ではなく『一瞬一瞬をじっくり味わっている』と違う見方をしてみると、目の前のことを『これは○、これは×』と一概には決められないと言うことなのです。

同じように『性格』の延長上にあるのが『好き嫌い』と言う意思表示だとすると、『好き嫌い』も子どもの立派な個性の一つ。『個性を育てる』環境を整えてあげるように、『好きを育てる』環境を整えてあげる方が、親も子どももストレスなく楽しめますし、きっとそこからたくさんの『好き』が広がっていきます。

なので、5歳頃までの好き嫌いは、こんな風に捉えてみましょう♪
『好き嫌い』 ▶︎『食べ物を探求中』
『好き嫌いを無くそう!』ではなく
『好きを育てる』へシフト
してみませんか?

慎重になったりチャレンジしたりしながら探求してるのを親はゆったり見守りつつ、『好きになる』お手伝いをしていく!そう言ったスタンスでいると、好き嫌いに対するイライラモヤモヤがぐーんと軽減されていきます。
そして、どのお子さんでも必ずと言っていいほどやってくる『好き嫌いの時期』も親子で楽しめる時間に変わっていきますので、まずは意識を変えてみることからぜひ始めてみてくださいね!

まとめ・次回予告

『好きを育てる』ために私たちができることは、簡単なサポートです。
特別難しいことでは何もありません♪

さっそく【食べるのが『好きになる』7つのお手伝い】をテーマにお届けしたいのですが、その前にまず【食のお悩み解決3つのステップ】ということで食に関するお悩みの原因に直接アプローチして解決する方法をお伝えしていきます!
その後、食育レシピ7/100にて、続編としてママ向けの食べるのが『好きになる』7つのお手伝いをお届けいたしますのでお楽しみにお待ちくださいね♪

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とりわけレシピ5/100

  • カラムを編集野菜料理をあと一品!という時にはこれ!
 

野菜料理をあと一品何にしよう…と迷ったらコレがおすすめ!
時に材料2つで簡単すぎるのに、デパ地下越えのおいしさが人気の秘密です

あと一品という時にちゃっちゃと作れて、作り置きにもお弁当にも◎ 
気軽に作ってみてくださいね!