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子どものお菓子中毒どうやって抜け出す!?Part2

『どうしても市販のお菓子食べさせてしまう』『お菓子中毒から脱したいけどやめられない』
『体に悪いとはなんとなくわかっていても子どもの欲求に対処できない』
というママも多いのでは?
Part2ではそんなママのモヤモヤを解消して行動に変化を起こすための3ステップをPart1〜3のシリーズで解説します!今日からすぐに実践できるものばかりなのでぜひ参考にしてみてくださいね☺︎

はじめの一歩はここから

なんとなくよくないと言うことは分かったけれど、だからと言っていくらお子さんに食べる食べるなって言っても難しいし、なんで良くないのかの本当のところが分からなければ、続かないし、軸もブレてしまいます。

なので、お母さん自身がこれらのものって、体にこんな影響があって、本当に怖いものなんだということを学んで『危険』と感じてもらうことが大事だと思っています。

お母さんが、ここだけは!という食の軸を持って、スーパーに当たり前にある『裏の真実』を知っていただいて、お子さんの腸内環境と味覚を正常に保つためにも、可能な限りでコントロールしてあげててほしいと思います。

次にお伝えする『裏の真実』は論文や研究などの文献や食育の教材などでも明らかに明記されている内容です。

腸と脳にダメージを与える『裏の真実』とは?

『裏の真実』は、食品パッケージの裏に表記されています。分かりにくい表示になっていることもありますが、特に、腸と脳にダメージを与えてしまう5つの物質を取りあげて解説していきます!

腸を壊す5つの物質

  1. 乳化剤(食品添加物)
  2. 人工甘味料(加工品)
  3. 植物油脂(加工品)
  4. グルテン・カゼイン(タンパク質)
  5. 保存料・着色料(食品添加物)

脳や腸にダメージを与える物質には、この5つ以外にもありますが、ここではお菓子やジュースなどに良く使われているものをとりあげています。

乳化剤とは

「乳化剤」とは、水と油のように混じり合わないものを、均一に混ざりやすくする食品添加物である。水と油の界面の性質を変化させる「界面活性剤」(約2000種類もある)。そのうち安全性が優先されものが乳化剤として食べ物に使用されています。(ここが要注意!)

安全性が優先されたもののなかには、「体に大きな影響はないもの」「摂取頻度によっては大きく影響するもの」があります。ただその線引きは実際のところ難しく、パッケージの裏の表記だけでは判別できないのです。なので『乳化剤=摂取は控える』と言う意識でいることが安全ですし、お子さんにも安心です。

☑️ 乳化剤の種類

グリセリン酸脂肪エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン、脂肪酸エステル、プロビレングリコール脂肪酸エステル、レシチン(植物レシチン・卵黄レシチン)など

※複数のものが使われていてたとしてもまとめて「乳化剤」とだけ明記されています。

✅乳化剤の体への影響

小腸や大腸の消化管の粘膜や粘液を破壊。その結果腸内細菌(特に悪玉菌)が免疫細胞へアクセスしやすくなります。

つまり、本来は腸の内側は、粘液とか粘膜で守られていて、外から(口から)入ってきたウイルス・重金属・うまく消化できなかったタンパク質・細菌など外に排出されるべきものは、便として排出されます。しかし、腸管の壁が壊されてダメージを受けると、排出されなければいけないはずの『悪いもの』が、体内を巡ってしまうことになります。それが様々な体の炎症を引き起こします。

確かにこういった食品添加物は少量しか使われていないけれど、摂取頻度が増えると、腸は耐えきれずにダメージを受けてしまいます。

人工甘味料とは

人工甘味料と言うと『良くない』というイメージはあると思います。ですが、表示を見ずに買ってしまっているということがよくあるんです。なぜなら、子ども向けのものだったり、健康そうなものに入っていること多いからです。
そのため、子ども向けだしとか、健康のためにと思って口にしているもの(ジュース・健康を意識した食品)を食べ続けることで、実は腸にダメージを与えていることが多くありますので、注意が必要です。

※これらの人工甘味料には、発がん性があることも報告されています。

☑️人工甘味料の種類

アスパルテーム、アセスルファムK(カリウム)、スクラロース、サッカリン、ネオテームなど

✅人工甘味料の体への影響

人工甘味料は、吸収されないということから糖尿病や肥満対策として砂糖の代わりに使わています。ですが、人工的に作られた不自然な糖質 が、実は「悪玉」 の腸内細菌を増やし血糖値を上げてしまうことが,イスラエルのWeizmann Instituteのグループによって報告されています。
さらに、人工的に作られた不自然な糖質は、腸を壊す以前に、体のシステムを狂わせてしまうことも大きな問題があります。

メカニズムはこうです▶︎通常糖質は小腸から吸収されますが、人工甘味料は甘い糖質なのに小腸で吸収されない!という不測の事態が体内で起こります。

これが問題!
体にとってはおかしな不自然な糖質として小腸や大腸で働いている腸内細菌たちが、おかしなものが入ってきた!とエラー通知を脳に送ります。すると脳では「吸収されないからエネルギーが作れない」と察知。それなら大腸でエネルギーの吸収を促進させてしまおう!という作用が働き、大腸でのエネルギーの吸収が良くなってしまい、逆に太りやすくなったり、糖尿病を引き起こしてしまう結果に。

カロリーゼロ実現のために生まれた人工甘味料が、腸内細菌のバランスを乱し、脳を錯乱させ、糖尿病や肥満原因にもなるということが分かっています。

植物油脂とは

「植物油脂」と書かれていたら植物由来だし、悪いものではなさそう…安全そう…とあるいは 何も気づかずに買ってしまっていませんか?

ビスコや小さいお子さん用のおやつなどにも、容赦なく食物油脂が使われており、パンやお菓子には「目に見えない形」でトランス脂肪酸&アルデヒドが入っています。

目に見えるものはすぐに気付けるので避けた、やめたりすることも難しくはないと思いうのですが、目に見えないものが、実は厄介なんです。

☑️植物油脂の種類

「マーガリン」「ショートニング」「植物油脂」「植物油」「加工油脂」「油脂加工品」「ファストスプレッド」など

✅植物油脂の体への影響

加工食品に使われる『植物油脂』健康リスクがあると言われる3つの理由

①「トランス脂肪酸」
②「アルデヒド」
③「遺伝子組み換え原料」トリプルパンチ!

私たちが摂取する油で、質の悪い油の比率が高くなってしまうと体へのダメージも大きくなり様々な炎症を引き起こします。

▶️脳の障害:認知症、発達障害などにも影響があると言われています。

☑︎トランス脂肪酸の影響って何?

パッケージには全然表示がないが、質の悪い油にはトランス脂肪酸がほぼ入っています。

脳の細胞にトランス脂肪酸が入り込むと脳内で神経伝達物質の働きにエラーが生じ、思考・感情・行動に問題が生じ、特に感情のコントロールに関係してくると言われています。

  • 衝動性や多動性の増進
  • ADHDへのリスク増
  • ネガティブ感情の増幅
  • 感情の明快さやコントロールに影響を及ぼす
  • 記憶力低下 …など
☑︎遺伝子組み換え原料の不安

基本的には、遺伝子組み換え作物やそれを使用した加工品には安全性審査が行われており、安全性が確認されたものについても遺伝子組み換えの表示が法的に義務付けられています。ですが、表示義務の対象は、限られています。(大豆・とうもろこし・バレイショ・なたね・わた・アルファルファ・てんさい・パパイヤの8種の農産物と、これを原材料とする33種類の加工食品のみ)

表示義務のない食品・その他
・醤油・大豆油・コーン油・なたね油・綿実油・コーンフレーク・水あめ・液糖・砂糖・デキストリン・遺伝子組み換えの飼料で育った肉類・遺伝子組み換えで技術で作られた添加物を使用した植物油脂 …など

☑︎アルデヒドの怖さは?

フライドポテト や揚げ物など、揚げたては美味しけど、時間が経つと油が回って油臭いなぁと感じることがありませんか?あれが、アルデヒドです。市販のお菓子などは、質の悪い油を使っており、保存も長期間きくため、このアルデヒドが生成されていると言われています。これを多く摂取するとなりやすい症状を以下にまとめます。

  • 多くの酵素の働きを阻害
  • 腎臓や肝臓の肥大化につながる
  • 老化促進
  • がん
  • 脳の神経細胞 血管筋 肝臓 骨格筋細胞のミトコンドリアに酸化ストレスを誘発させる…など

油を高温調理すると過酸化脂質、いわゆる酸化した油が生成されます。これ自体は強い毒性はなく体の外に排出することができますが、過酸化脂質(酸化した油)をしばらく置くと酸化した二次生成物ができます。これがアルデヒドです。

✔︎市販のお菓子=安価な油が使われている
✔︎市販のお菓子質の悪い油を食べさせている
という知識を持つことが必要です。その自覚を持ってお子さんの普段のおやつを選んであげてほしいと思います。

『油って悪いものではない!〜脳細胞の6割は脂質でできている〜

グルテン・カゼイン

グルテンについて

グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできるもちもち成分のことです。小麦粉には「グルテニン」(しっかりした弾性)と「グリアジン」(さらさらの粘性)という2種類のたんぱく質が含まれていて、水を加えてこねることで絡み合って「グルテン」(もちもち食感)に変化します。

グルテンには食べ物をおいしくするという効果がある反面、体への様々な悪影響も指摘されています。

カゼインについて

牛乳や乳製品に含まれるタンパク質で、小麦タンパクのグルテンと似た構造を持っている。人間が分解酵素をもっていないタンパク質が中心のため、人の消化酵素では消化しずらいタンパク。

消化しきれないタンパク質は未消化物となって、腸の中を汚すなど体への悪影響なども指摘されています。

タンパク質は分子構造が大きいので、体内でアミノ酸に分解されて初めて栄養として吸収されます。ですが、グルテンやカゼインは私たちの体から出る消化酵素ではアミノ酸に分解できないため、消化できない異質なタンパク質とも言われています。

✅グルテン・カゼインの体への影響
  1. 血糖値を上昇させる高GI食品(白砂糖よりも高い)
  2. 食物アレルギーの原因
  3. リーキーガット症候群を引き起こす小麦に含まれるグリアジンが、腸内で「ゾヌリン」という腸の細胞の隙間を開く(腸の透過性を上げる)作用のあるタンパク質を放出し腸粘膜を破壊してリーキーガットを引き起こす
  4. グルテン不耐症/過敏症/セリアック病
    (原因不明の頭痛や腹痛・倦怠感・肌荒れ・リウマチなど)
  5. 脳を錯乱させる小麦のグルテン・牛乳のカゼインがきちんと分解されないまま中途半端な状態のもの(ペプチドが)、ダメージを受けた腸から体に入ってきてしまう。それが、そのまま脳に行ってしまう。で悪さをしてしまう。腸まで届くと、アミノ酸配列がモルヒネと似ていおり「オピオイド受容体」にピタっとくっついて、脳を麻痺させてしまう。 だから食べると幸せな気持ちにある。ハイになる。ないと癇癪を起こす。

・アミノ酸配列がモルヒネと似ている「オピオイド様物質」「オピオイド受容体」

・自閉症・統合失調症へのグルテンフリー食(GF食)・カゼインフリー食(CF食)の有効性を報告する研究論文が多数存在

腸の細胞の隙間を開く作用のあるタンパク質「ゾヌリン」

小麦に含まれるグリアジンが、腸の細胞の隙間を開く作用のあるタンパク質「ゾヌリン」を放出

となることです。します。

グルテンフリーを実践することで肌が綺麗になったり、花粉症が改善したりするような人は、実はグルテン不耐性だった、というケースも少なくありません。

また、グルテンの摂取により「リーキーガット」という重篤な症状を引き起こすことがあります。

リーキーガットとは、簡単に言うと腸に穴が空き、腸内にあるべき細菌や食べ物が体内に漏れ出してしまう状態のことで、アレルギーの原因となったり、肥満や糖尿病、肝臓病やうつ病などを発症してしまう危険性があるんです。

これらが腸を傷つけてしまう。そこから未消化のまま体に入ってきてしまう。それが、そのまま脳に行ってしまう。で悪さをしてしまう。

(アミノ酸配列がモルヒネとにていて、「オピオイド受容体」にピタっとくっついて、脳を麻痺させてしまう。) だから食べると幸せな気持ちにある。ハイになる。ないと癇癪を起こす。

もっと食べたい、もっと食べたい、欲しいーってなってしまう。

で食べれば食べるほど、腸もさらに悪影響を受けてしまう。負の連鎖。

小麦のお菓子を食べた後にお子さんがハイになったり癇癪を起こしたり・・・

グルテンが悪さをしているかもしれない。

下痢しちゃう

肌荒れが治らない

これはリーキーガットになっている可能性が高い。

お子さんのお菓子やおやつっていうと

この小麦・牛乳がないと成り立たない・・というくらいになっている。

気づかないことが多い。

お子さんのおやつはグルテン・カゼインがたくさん

うちの子そんな症状ないですねー・という方いるけど

どっかで出てくる。これから続く長い人生の中で、あるときやってくる。

突然やってくるわけではない。今はないかもしれないけど、積み重なって、症状として出てくる。

それが怖いと認識してほしい。

保存料・着色料

参考:食品添加物の見分け方

予備知識として『食品パーケージの裏の記載の見分け方』を簡単に解説していきますね。

まずは表示例をみてください。この原材料名を見てどれが食品添加物だか分かりますか?ヒント:記号に注目してみてください

正解はでん粉のうしろにある「/」(スラッシュ)以下すべてです。

2015年に施行された食品表示法(完全施行は2020年4月1日)で、「原材料と添加物を明確に区別して表示すること」が義務付けられ、その結果、原材料名の表記において、「/」から前が原材料、「/」からうしろが添加物と、区分されるようになったのです。

このスラッシュの意味さえ知っていれば、どこからが添加物なのかが一目でわかるりますね!

表示の順番は食品添加物の多いものから

また、食品添加物の使用量も多い順に記載するというルールもあります。
なので、表示をみただけで何が入っているかと同時に、どの食品や添加物が多いかもわかります。

しかし、上記の記したように、①一括名表記:複数の添加物を使っていても一括でまとめて表記していいもの ②用途名表記:用途も合わせて記さなければいけないもの ③表示しなくても良いもの などの例外もあるので、注意は必要です。

https://happy-moms100.com/okashichudoku-part3